※こちらは過去に配信したメルマガです

前回、【目指せ!第一印象アップ!】
というメルマガを書きました。
本日は、その続きになります。

私が強烈に意識しているのは、
「印象に残る声で話すこと」です。

具体的にはこんな感じです。

・お腹から声を出す
・口を大きくしっかりと動かす
・抑揚に気をつける
・ゆっくりと話す(固有名詞は特に!)
・意味の切れ目を意識する

普段話している声と、
相手に印象付けたいときに話す声は、
声の出し方も大きさも高さも違います。

「相手に届けたい!」という思いで、
気合いを入れて一語一語発声しています。

講師の仕事や司会の仕事で、
大勢の方に向けて話す場合、
声を届けたい相手が複数にわたりますよね。

そういうときは、
目の前の方に届けるのではなく、
一番奥の方に届けるつもりで、
お腹から出す空気に声を乗せます。

いきなりはうまくできないので、
練習してみましょう!

まず、鼻からすっと息を吸い込み、
お腹に空気をためます。

次に、お腹にためた空気を
「はぁー…」と少しずつ吐きます。

その際に、「あー」と、
空気に声を乗せてみてください。

喉から出した声よりも、
イキイキしていてよく響きませんか?

これを更に、キーを高く発声します。
「皆さん、こんにちは!」
と、試しに言ってみてください。
いつもの声と、印象が異なりませんか?

個人的には、
皆さまが気にされている滑舌よりも、
「大きな声でゆっくり話すかどうか」
が、聞き取りやすいかどうかに
一番直結していると思っております。
更に、お腹から出す声は、
男女ともに大変聞き取りやすいです。

人に信頼していただくためにも、
堂々とした話し方は非常に大切です。

声の出し方ひとつで、
「堂々としている、信頼できる」
と相手に印象付けることができますし、
またその逆も然り…侮れません。

もちろん、発声方法だけではなく、
表情や態度も大切です。

必要に応じてうなずきながら話を聞いたり、
話の内容に合わせた表情で言葉を返したり、
相手の話を遮って話さないようにしたりと、
「相手を尊重する思いやりの心」
でできることもたくさんあります。

話し方の練習で手っ取り早いのは、
テレビのアナウンサーさんを
真似してみることです!

アナウンサーの発言にかぶせるように、
同時に自分も真似して話してみてください。
抑揚をどのようにつけるのか、
話すスピード、
最後文末の締め方など、
非常に参考になると思います。

もし可能であれば、
ご自分の声を録音してみるのも良いです。
なかなか最初は気恥ずかしいですが、
自分の声を客観的に聞くことによって、
今まで気づかなかった課題が
見つかることもたくさんあります。

ぜひ、プロの発声を真似して、
練習してみてください!

それによって今よりも自信がつき、
人前で堂々と話せるようになったら、
とても嬉しいですよね!

次回は、
名刺交換や挨拶の際に意識していること、
それによって良かったことなどについて
お話しいたします。

また来週も、よろしくお願いいたします。