※こちらは過去に配信したメルマガです

恐らく誰にでもありますよね、
「始めるまでが億劫でしんどい…」
「なぜか、着手しても続かない…」
「どうしてもこの仕事が苦手だ…」
というものが…。

私にはこれらがいっぱいあります(笑)
優先順位をつけるのが苦手で、
やりたくないことを先延ばしにし、
期限ギリギリになって仕方なく着手…
という行動をこれまで繰り返していました。

ですが、
そんなことを続けられるはずもなく。
心と体に強い負荷がかかるため、
限界を超えてしまうと大変なことになります。

つい先日、
とうとう私は限界を超えてしまいました。

迫る期限。
進まぬ筆。
焦り、悩み、取り組み、中断し、やり直し、
ヤル気が出たと思ったら保育園のお迎え時間になり、
翌日違う仕事に夢中になり時間を取れず…

かと言って夜遅く寝て朝早く起きるという、
睡眠時間を犠牲にする方法は絶対NGでした。
20代の頃は徹夜しても翌日普通に眠れば
すぐに体力を回復できていましたが、
現在は大幅な睡眠不足をやらかすと、
その回復に丸2日はかかります(泣)
翌日・翌々日のスケジュールにも悪影響が…。
夜中は集中できるんですけどね…。

そして迎えた限界を超える瞬間。
「今日は、もう、何もできない。」
保育園に連れて行くのもしんどい。
机に向かうのがしんどい。
家も事務所もしんどい。
じゃあ、どうしようか?

そして私は決めました、
「よし、今日を休日にしよう。」

保育園にお休みの連絡をし、
息子と二人で遊園地へ!

平日の遊園地は、
とても空いていて快適でした。
天気も良くてドライブも楽しく、
息子が終始本当に楽しそうで、
私も嬉しくて楽しくてたくさん笑って、
最高の気晴らしになりました。

帰り際に5歳の息子から一言、
「楽しい時間はあっという間だね~」
がいただけたので、母は感激でした。

そんな1日を過ごした妻に対し、
夫がかけてくれた言葉にハッとしました。
「今日は、有給休暇だったんだね!」

仕事で有給休暇の話をすることばかりで、
自分が有給休暇を取ったのは遠い昔のこと…

 平日に仕事を休むなんてダメだ、
 毎日がむしゃらにやらなくては!
 もっともっと努力しないとダメだ、
 土曜日も日曜日もやらなくちゃ!

有給休暇どころか、
休日に対する意識さえも
だんだんと曖昧になっていくばかりで、
そんな私の考え方が身を滅ぼしたのだと
実感しました。

夫の発した「有給休暇」という言葉により、
個人事業主だろうがひよこ社労士だろうが
絶対に「心と体を休めるとき」が必要で、
自ら上手に休息日を設けることができて初めて
一人前になれるのかもしれない!
と感じました。

ちなみに、その時に思い詰めていた内容は
翌日無事に終わらせることができました。
リフレッシュ、大切です。
人の脳には限界があるのだとよくわかりました。

空を見上げたり、山や緑を見に行ったり、
温泉に入ったり、絵画などの芸術に触れたり…
そういった非日常の刺激を受けると、
家や事務所にいたら決して浮かばなかったような
アイディアが降りてくることもあり、
私のように「苦手な仕事」に対するストレスが
意図せず大幅に減ることもあります。

仕事とプライベートをうまく組み合わせて、
どこで休みを取るか、どう過ごすかを決め、
仕事に集中できる時間を予め決めておき、
今後は期限ギリギリ着手をやめよう!
と心に誓いました。必ず守ります。

短距離走ではなく、長距離走なんですよね。
自分に合ったペースで走ること。
休むことは「悪」ではないこと。
自分と家族の笑顔を大切にすること。
今回のことで、またたくさん学びました。

もし、これを読んで「自分も一緒だ!」と
感じられた方がいらっしゃれば、
「ひばりもああ言ってたし、休むか~」
と、適度に休んでくださいね!