令和4年10月から、労働者負担・事業主負担の雇用保険料率が変更となっております。いずれも上がりました。
詳しくは、こちらをご覧ください。
厚生労働省「令和4年度雇用保険料率のご案内」
https://www.mhlw.go.jp/content/000921550.pdf
今年の4月に、事業主負担分の雇用保険料率が上がりましたが、10月からは事業主負担と労働者負担の両方の料率が上がっているのでご注意ください。
労働者負担の新雇用保険料率は、10月中に賃金締日の到来した給与計算時より適用されます。
雇用保険料は、総支給額(社会保険料や税金等を差し引く前の額面金額)に新雇用保険料率を掛けて算出します。
例)
一般の事業で総支給額300,000円の場合
300,000円×0.5%(0.005)=1,500円
労働者負担分の雇用保険料は1,500円ということになります。
9月までは一般の事業の雇用保険料率(労働者負担分)は0.3%でしたが、10月からは0.5%に引き上げられています。
また、農林水産・清酒製造の事業と、建設の事業の雇用保険料率は、0.4%から0.6%へと引き上げられています。
雇用保険料は、給与を支払う都度、控除する必要があります。入社して1回目の給与から控除が始まりますのでご注意ください。