ハラスメント研修の増加
こんにちは!
社会保険労務士の朴 遥子です。
ハラスメント研修のご依頼を受ける
ことが多くなってきました。
共通しているのが、
「ハラスメント問題が勃発した!」
ということです。
これまで表面化していなかったけれど
火種としてくすぶっていた状態から、
ちょっとしたきっかけで燃え始め、
対処しなければならなくなり、
ハラスメント研修をしておこう!
…というパターンが多いようです。
その背景には、
「ハラスメント研修が義務化された」
からついでに研修も実施しよう、
というお考えもあるのでしょう。
よくある質問
ハラスメント研修を行うと、
よく苦しい胸の内を明かされます。
「何でもハラスメントと言われる」
「普通の指導も注意もできない」
「若手との接し方がわからない」
「どうしたらいいですか?」
…そうですよね、わかります。
ハラスメントという言葉がどんどん
認知されていくにつれ、
「受け手が自由にハラスメントを
主張できる」という勘違いが
広がっているような気がします。
(「ハラ・ハラ」ともいいます)
でも、これは、
ハラスメントに対する正しい理解
ができていないことが原因です。
とてももったいないですし、
野放しにしていたら危険です。
じゃあ、どうすればいい?
ハラスメントについて、
各自が勝手に解釈しないように
しましょう。
つまり、
正しい知識を共通認識とするのです。
基本的な知識を身につけ、
何がいけないのか…
どう気をつければいいのか…
問題が起こったらどうすればよいか…
しっかりと学びましょう!
ハラスメント研修の受講者が、
「職場の一部の人だけ」だったり、
「新人や中途採用の人は受けていない」
状態だったりすると、
研修の効果が激減してしまいます。
理想は
【毎年1回全員が受講する】
ことです!
ハラスメントにも種類があるので、
できればハラスメントごとに分け、
別日で複数回、学べるとよいですね。
そもそも人って、
自分にとって大切な人には、
ハラスメントなんて
しないんですよね。
たまたま仕方なく一緒に
仕事をしなければならない人
ではなく…
縁があって同じ会社で
仕事をできることになった人
と思えば、
相手の見方が変わってきます。
相手のよいところを褒めて、
お互いの苦手なところは
カバーし合える、
そんな関係になれたなら、
ハラスメントは起こりません。
相互を尊重できる環境なら、
人はどんどん成長していきます。
もし、ハラスメント研修や
人を育てる組織づくりに
ご興味がありましたら、
当事務所までご連絡ください。
(ご相談は無料です)
ハラスメントについては、
また記事を書きます。
最後までお読みいただき、
誠にありがとうございました!
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